「国民の生活が第一」を支援する市民大集会

「「国民の生活が第一」を支援する市民大集実況中継:岩上安身氏」  その他
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ぜひ、ご覧ください。

孫崎さんの素晴らしい演説、いま植草一秀さん登壇。

以下、連投!

開会宣言、主催者側から長谷部さん「事実上の民自公連立、再稼働、オスプレイ、TPPと、我慢ならなかった。政治は、お金のない国民を無視し続けるが、しかし、私たちは99%である。そんな私たちを守るという小沢さん達を支援したい」。


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続いて、元外務省国際情報局長・孫崎氏登壇。

「日本は今、曲がり角。原発、TPP、増税、安全保障、中国の台頭。新しい道を探す必要がある時期。しかし、残念ながら、日本の指導層は完全崩壊し、国益を考える能力が失われている」。


孫崎「メディア、国家公務員、政治家、学者。それまで信じられてきたものが、原発事故によって彼らが嘘をつくことに気付いた。東電重役らは、夏の供給量が厳しいという偽り、全国の原発が止まったにも関わらず、供給量を理由に再稼働」。

「小沢さん、鳩山さん、二人のリーダーが様々な方向から追い出された。長い日本の歴史をみると、独立・自主を目指した者は、徹底的に排除されるシステムが出来ていた。メディアは『日米関係を崩すな』と。だが、実際、沖縄の大半の人は『もうやめてくれ』と」

孫崎「鳩山さん以上に自主を主張した政治家は大勢いた。当時の芦田均首相は、『有事駐留』つまり、普段は居ず、有事の際に来てくれと提案。結果、昭和電工事件で失脚。潔白だったが、内閣は潰れ、政治家を辞めれば無罪に、と検察が首相に持ち掛けた」。

孫崎「重光葵は、終戦直後から自主を唱えた。私の本を未読の方で、敗戦降伏文書を読まれた方いますか?日本の出発はここからなのに、この文書を読んだ人は少ない。見られては困るからだ。連合国司令官に徹底的に従う、というのが当時の政府の在り方」。

孫崎「重光葵は、公用語を英語にすることや通貨の変更を拒否。マッカーサーを説得。英雄とも言うべき重光が、この2週間後、クビになった。吉田茂対米追従。日本を救ったのはアメリカの提供してくれた食糧と習うが、日本の予算の30%は米軍支援に使用」

孫崎「石橋湛山が米国に物申し、また、切られた。石橋湛山は、『おれが切られ、次が切られ、またその次も切られるだろう。しかし、これを続けていれば、占領軍も諦めるだろう』と発言。しかし、今の日本は鳩山さんの後、菅さん…野田さん……(会場、笑)」

孫崎「自主的な動きをする政治家を排除するのは実は同じ日本人。オスプレイの配備で野田総理は、低空飛行について、日本の航空法を適用しないと言った。第三の開国TPPを菅さんは言った。ペリー来日前、NYTは『日本は鎖国で宝を守る権利はない』と」

孫崎「ISD条項により、国内法よりも尊重される裁判が。かつて、日米の不平等条約撤廃を外交で覆すよう力を注いだのに。また、再稼働が問題となっているが、浜岡は静岡の人々が止めようとしている」。

まだ話し足りない様子だが、孫先氏講演の時間は終了。

植草「日本の政治を主権者たる国民のものにするには、何を変えればいいか考えた。小沢一郎氏は、地域の特色に合った町で、人々の繋がりがある活気ある日本を目指している。政権交代の原動力は『国民の生活が第一』という理念や、政策が国民と合った」

植草「これを根幹から破壊したのが野田氏。増税を掲げて惨敗した自公と結託し、党内の多くの反対を押し切り増税を通したことは、憲政の常道に泥を塗る行為。単なる不届き者に過ぎない。しかし、悪が蔓延るのは世の常。この新党が然るべくして結党された」

植草「野田総理は完全に死に体。私たちは次の総選挙へ積極的な行動をしなければいけない。増税法案を白紙化し、また、放射能汚染が国民に恐怖を強いている以上、脱原発に向かうべき。実現するためには国民の信託を受けた政権でなければならない」

植草「国民の生活が第一には、反TPPの方針もしっかり掲げて頂きたく思う。米国や官僚、資本のために存在している政治をなくすため、まず、国民の生活が第一の選挙での躍進に全力を注がなければならない」。

以上、植草氏。

小沢代表からのメッセージを相原議員が代読。

「現野田政権は、国民との約束を反故にし、増税にひた走っている。民主党の立て直しは困難と判断し、この度、新党を立ち上げた。毎週金曜日は、官邸前が埋め尽くされる。戦後の混乱期を除き、なかったこと」

メッセージ続き。「このような市民の一人一人の声に耳を傾けるべき。役所の振り付けに従う時ではない。どうか我々国民の生活が第一に、皆さんの声を直接お届けください」。