2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

本澤二郎の「日本の風景」(1144)

<米共和党大会に異変> フロリダでの米共和党大統領指名大会が、強い暴風雨に見舞われて1日延期を余儀なくされた。そのため、米マスコミのトップニュースは党大会報道よりも、異常気候に奪われたほどだ。気候変動も、いうなればワシントンの経済政策と関係…

本澤二郎の「日本の風景」(1143)

<ドジョウ捕獲作戦> 国民の支持を失っているドジョウ内閣である。よたよたしている。泥の中に潜んでも、ぶくぶくした体の全てを隠すことは出来ない。ドジョウ捕獲作戦はそんなに困難ではない。既に問責決議を受けた「死に体」そのものである。これ以上、延…

大虐殺の科学

マスコミに載らない海外記事 メタボ・カモ truthdig2012年8月6日Chris Hedges1945年の今日、アメリカ合州国は、最近打ち負かしたばかりのナチス機構や、同盟を結んでいたソ連政権と同様、道徳的に破綻していることを行動で示した。広島の上で、そして三日後…

本澤二郎の「日本の風景」(1142)

<「日本は最悪・最低の人権無視の国」とドイツ科学者> 日本に科学者はいるだろうか。福島の史上最悪放射能事件・破局的大惨事に対して、それを封じ込めようと行動する科学者がいない。元裁判長が一人現れたが、科学者は聞かない。人間と共存できない核・放…

本澤二郎の「日本の風景」(1141)

<朝日全議員原発アンケートで判明した衝撃度> 世の中には世論調査というものが氾濫している。そう宣言して公表することで、あたかもそれが全体の声であるかのように、国民全てに押し付けることが出来るからだ。だが、多くはそこに落とし穴がある。ある意図…

世論重視は民主主義の基本

「世論重視は民主主義の基本。我が国体制の基本。それを大衆迎合主義と切り捨てる読売 :孫崎 享氏」 憲法・軍備・安全保障 https://twitter.com/magosaki_ukeru吉田茂:「NHKが吉田茂元首相ドキュメント番組を、9月2日から5回放送。 米国相手に”対等…

本澤二郎の「日本の風景」(1140)

<ラクイラ大地震と原子力ムラの原発事件> 2009年4月に発生したイタリアのラクイラ大地震。これが法廷闘争へと発展、その成り行きを世界が注目している、とNHKがドキュメンタリー番組で放送したという。これを見た人の中には「日本の原子力ムラも法…

TPPは貿易協定の衣を着た企業による世界支配の道具

マスコミに載らない海外記事 メタボ・カモ 漏洩文書は、オバマが08年の約束を破り、大企業の規制逃れを手伝おうとしていることを示している。木曜日、2012年6月14日Democracy Now!フアン・ゴンザレス: 次は今に至るまでほとんど秘密のまま進んでいるアメリカ…

本澤二郎の「日本の風景」(1139)

<原発は恐るべし> 集合住宅の住人になって8年になろうか。管理組合の理事会に首を突っ込んだついでに、住宅周辺の放射線を測定することにした。そんなおり、ジムで知り合った物知り博士のような人物が、あれこれと内情を教えてくれるのに、まず驚かされた…

アメリカはどこかの時点で経済的理由から米中関係の方を優先させる

「「アメリカはどこかの時点で経済的理由から米中関係の方を優先させることになるだろう」仏元外相:孫崎 享」 憲法・軍備・安全保障 https://twitter.com/magosaki_ukeru日米:ヴェドリーヌ仏元外相が警告してる。いずれ、そのとおりになるだろう。日本人は…

本澤二郎の「日本の風景」(1138)

<国家主義全開に要注意> 平和外交の基本である寛容さを喪失した偏狭な国家主義が、どうやら全開のようである。極右の石原と松下政経塾のナショナリズムが、連携して複数の隣国の対応に激しく噛みついている。野田と石原の密談も明らかとなった。昨日、議会…

読売社説批判・脱原発:読売ここまで酷いか

「読売社説批判・脱原発:読売ここまで酷いか。一定の理解をしめすことだって許されないだって。:孫崎 享氏」 憲法・軍備・安全保障 https://twitter.com/magosaki_ukeru22日読売社説批判「次期衆院選では、消費税率引き上げ、環太平洋経済連携協定(TP…

本澤二郎の「日本の風景」(1137)

<松下政経塾の罠にはまるな> 民族・国家主義的な松下政経塾の体質が、見事に露呈する政局展開が続いている。民族主義を一般市民に植え付けようと必死だ。これにフジ産経・読売日テレ・日経グループが、その世論形成に必死であるというのも興味深い。冷静沈…

ファシスト・アメリカの未来は死だ

マスコミに載らない海外記事 メタボ・カモ 2012年8月20日Paul Craig Roberts“我々が真実を見ながら語らない日は、我々が死に始める日だ。” マーチン・ルーサー・キング 陰謀論は、今やうぬぼれた売女マスコミが“陰謀論カルチャー”と呼ぶものに発展した。売女…

本澤二郎の「日本の風景」(1136)

<尖閣騒動の黒い野望> 尖閣騒動の、そもそもの発端は極右都知事の尖閣購入問題からである。島の所有権者が金に困り、ひと儲けしたいというところから始まった。これに山東昭子という、いわくつきの自民党参院議員が介在した。その前に同知事は、ウイグル族…

プッシー・ライオット、アメリカ覇権の不幸なカモ

マスコミに載らない海外記事 メタボ・カモ Dr. Paul Craig RobertsGlobal Research2012年8月19日ロシアのロック・バンド、プッシー・ライオットを組んでいる三人のロシア人女性を私は気の毒に思う。彼女達は、ロシアに潜入したワシントンが資金援助するNGOに…

読売社説批判・原発:詭弁を振りまいて

「読売社説批判・原発:詭弁を振りまいて、脱原発志向する政治家批判まで社説で行い始めた:孫崎 享氏」 原子力・核問題 https://twitter.com/magosaki_ukeru20日読売社説批判・原発:詭弁を振りまいて脱原発志向する政治家批判まで社説で行い始めた。「原…

本澤二郎の「日本の風景」(1135)

<内外政破綻の松下政経塾> 野田内閣は、日本人が安心・安全を確保するための最低限の近隣友好外交を破綻させてしまった。国内問題も同様だ。原発政策のお粗末ぶりが、次から次へと露呈している中で、原発再稼働・原発維持路線を踏襲している。そして多数の…

TPPで「第3の開国」とは

「TPPで「第3の開国」とは「米国の要求に全て従う」ということを高らかに謳うこと:孫崎 享氏」 TPP/WTO/グローバリズム https://twitter.com/magosaki_ukeru「戦後史の正体」とTPP。 表紙写真の星条旗の星数を数えて見て下さい。これはペリーが来た時の旗を…

森本防衛相用発言テキストが発表

「森本防衛相用発言テキストが発表。これから日本の皆様はこの台詞を聞くことになります。:孫崎 享氏」 憲法・軍備・安全保障 https://twitter.com/magosaki_ukeruオスプレイ:森本防衛相用発言テキストが発表。これから日本の皆様はこの台詞を聞くことにな…

次の大統領選: 取るに足らない争点に基づく、いちかばちかの結果

マスコミに載らない海外記事 メタボ・カモ 2012年8月11日Paul Craig Roberts“世界唯一の超大国”の次期傀儡大統領選挙まで、あと約二カ月半だが、選挙の争点は一体何だろう? 言及に値するようなものは皆無だ。公開は、慣習となっていて、期待されている行動だ…

TPPは強制力のある世界統治体制

「TPPは強制力のある世界統治体制に発展する恐れがあります。:HEAT氏」 TPP/WTO/グローバリズム https://twitter.com/HEAT2009ロリ・ワラック「(TPPの正体とは)表向きは『貿易協定』ですが、実質は企業による世界統治です。加盟国には例外なく全ての規定…

「理科離れ」・・・君の判断は正しい

「「理科離れ」・・・君の判断は正しい(先輩からの忠告):武田邦彦氏」 原子力・核問題 「理科離れ」・・・君の判断は正しい(先輩からの忠告):武田邦彦氏「rikabanaretdyno.216-(6:33).mp3」をダウンロード「理科離れ」が進んでいる。日本は科学技術立…

本澤二郎の「日本の風景」(1134)

<職能別組合で人権を守れ> 休日のテレビ番組にはニュース報道が少なく、見るべきものが無い。そんな中でひときわ群を抜いているのが、TBSの「報道特集」である。土曜日の夕刻だ。ここではジャーナリズムの存在を確認出来る。数少ない番組だ。特に日本テ…

17日読売社説批判

「17日読売社説批判・指令書をもらって大新聞(発行部数だけど)喜々として社説に書く:孫崎 享氏」 憲法・軍備・安全保障 https://twitter.com/magosaki_ukeru17日読売社説批判・日米:はい、読売新聞さんは米国からの指令書を受け取りました。これから読売…

"カラー革命"手法の完成−幼児期に退行する欧米指導部

マスコミに載らない海外記事 メタボ・カモ Thierry Meyssan2012年8月7日"Information Clearing House"1985年、社会科学者、ジーン・シャープは、NATOから委託された研究『ヨーロッパを征服できなくする』を刊行した。究極的に、ひたすら国民がそれに従うこと…

本澤二郎の「日本の風景」(1133)

<軍人は大馬鹿・信用できない> 例年、8月になると、敗戦時の日本軍の馬鹿さ加減を思い出す。父親が陸軍大将だった宇都宮徳馬さんから聞いたことなども。思えば古来、有能な軍人などいなかっただろう。後世の学者が虚像を描いたりするが、全てが真実ではな…

本澤二郎の「日本の風景」(1132)

<尖閣問題の真相背景> 日中国交回復は72年9月、時の田中内閣によって実現した。戦後の日本外交史の金字塔であろう。それから40年。本来であれば、40周年を祝う東京と北京のはずだった。中国は、この間、経済成長を成し遂げ、政治経済軍事の大国にな…

尖閣:周恩来―田中、トウ小平―園田

「尖閣:周恩来―田中、トウ小平―園田での棚上げ路線を維持することが日本に取って最も有利:孫崎 享氏」 憲法・軍備・安全保障 https://twitter.com/magosaki_ukeru尖閣諸島:15日読売「香港の民間団体“保釣行動委員会”の抗議船の乗組員7人が15日魚釣島に…

本澤二郎の「日本の風景」(1131)

<食い逃げタヌキに外交難題> 東京の8・15は、周辺国から飛んできた鋭い変化球ボールで、慌てふためく日本政府を印象付ける1日となった。香港の活動家が尖閣海域に侵入、一部が上陸した。日本政府は14人全員を逮捕、中国政府は直ちに「釈放せよ」と抗…