閻魔新説:橋本徹は「砂の器」の和賀英良である。

黄泉の国から   「岩下俊三(旧姓)のブログ」からリユーアル


大阪市議会の会派別人数は大阪維新の会大阪市会議員団33人公明党大阪市会議員団19人自由民主党大阪市会議員団17人OSAKAみらい大阪市会議員団9人日本共産党大阪市会議員団8人であるはずだ。このなかで全野党が結束して橋本徹に問責決議をしようなんて無理に決まっている。だって問責で市長辞任となり日程的に参院選と市長選は同時になりそうというメッセージを事前にかませておけば当然東京都議会選もどうじとなる。そうすれば創価学会の命である都議会選挙の学会員大移動ができないため利権温存のためにどうしても市長選は避けねばならないだろうとよんでまず外堀を埋めていたのだ。つまり33+19を確保しておけば問責など否決されるに決まっていると読んでいた。その前提で「(市長問責)やれるもんならやってみろ」という啖呵が切れる。身を捨てている潔さを演出して喧嘩をする、、、、チャカやヤッパを仕込んでから殴りこむ伝統的なヤクザの手法である。

しかももともと学会とは蜜月であり、彼の環境も大阪というシマの独特の浸透のやり口も創価学会と土壌は同じ体質であることは言うまでもない。しかしいま弁護士相手に裁判を覚悟して「言うまでもないこと」をあえて言おうとおもう。

「体質」というのは変えられるのだがかえれない人もいる。高コレステロール高脂肪をさけなさいといくら言われても毎日ビフテキとバターたっぷりの食事が習慣となり高血圧や糖尿になる「体質」を変えられない人がいるということだ。

ヤクザな体質とは言うまでもなく暴力団員の父を持ち同和地区で育った箸の下ハシシタ別名橋下(はしもと)のことを言っている。そのかれは外国特派員協会での質問で遊郭の弁護士をしていたことに触れられ売春組合でなく料理組合の顧問だった(のだから何が悪い)と答えている。

これらの検証された事実から閻魔流の独断で以下に分かりやすく説明したい。



まずは面倒くさいのでウィキペディアの引用から、、、
「1958年売春防止法施行以後は料亭街『飛田料理組合』となっているが、現在も当時の雰囲気を残している。大部分の「料亭」は看板は料亭であるが、営業内容は1958年以前と何ら変わりがない。表向き料亭に転向[1]することにより、料亭内での客と仲居との自由恋愛という脱法行為として売春防止法を逃れられたためである。

なお、かつて飛田料理組合の顧問弁護士を務めていた橋下徹は、2013年5月27日に日本外国特派員協会において記者が「名称は『料理組合』かも知れないが、飛田は、お店の2階に上がってお金を払えば買春できることは、大阪のちょっとませた中学生なら誰でも知っている。中学生が聞いて、『橋下さん、うそついてはるわ!』と思うような詭弁を弄してひとりの政治家として恥ずかしくないのか」と問いただしたのに対し、「日本において違法なことがあれば、捜査機関が適正に処罰する。料理組合自体は違法でもない」、「違法なことであれば、捜査機関が行って逮捕されます。以上です」などと述べ、売春の実態の有無には直接的に触れず、料理組合それ自体には違法性が無いという点のみ説明している。

同様に大阪市内には松島新地(西区)や今里新地(生野区)等、現代に生き残った旧赤線がある」−引用おわり


いわゆる昔の遊郭が今に残っているのも不思議だが橋本はこのほかにも商工ローンの顧問もしており若い茶髪のチンピラセンセーとして裏の世界ではちょっと知られた奴だったらしい。つまり彼が廓と高利貸しの用心棒であったからだろう。そして戦後売春禁止法ができるまで廓が政府の管理下で合法だったことも忘れてはならない。

かって娼妓で生業を立てるには行政の許可認可によって公娼になるしかなかったのだ。つまり公的な売春がろっぱに存在していたのである。まして軍隊という公的機関の慰安所がどんな実態だったか言うまでもない。因みに慰安所ではたらく女性は英語では「性の奴隷」としか表現できない。

どうせ闇の歴史に突っ込むならこの部分にも答えるべきである。しかし日本軍が「公的」に「性奴隷」に関与したのは当たり前のことであることを実はよく知っていたからこそ彼はこの論争を避けたのだ。かれの棲んでいたいた世界の理屈が世間には理解されない闇の部分であることを彼が一番よく知っているからだ。

しかし表向きの装いを変えたけれど自分の体質は変えられなかったらしくいくらきれいごとで弁明しても衣の下の鎧は隠しきれなかったようである。体質の基本に流れている性に関する考え方や弱者に関する思いやりの欠如は自身が厳しい環境から勝ち抜いてきた過去からなかなかかえられるものではないだろう。それが屈折した青年橋本徹なら百歩譲って許されるかもしれない。しかし彼は吉本の芸人ではなくすでに公人であることを忘れてはいないだろうか。

日本の闇から出てきて這い上がり今や大阪を拠点に天下を狙う野心にみちた橋本徹を見ているとどうしても「砂の器」の映画での和賀 英良:加藤剛を思い出す。二枚目の新進気鋭として人気を集める人間に潜む翳を連想せずにはいられないのだ。だからといって彼に同情するつもりはさらさらない。特に今回の言動は金や権力の亡者の身から出たさびだとしか思えないからだ。

それにしても維新の会や橋本徹をここまで増長させたマスコミや大衆っていったいなんなんだろう。あらためて絶望的になってしまう。