「祟り神」に呪詛された民主党のドタバタ劇を嗤う

黄泉の国から   「岩下俊三(旧姓)のブログ」からリユーアル


民主党は「祟り神」に取りつかれているようである。もともと日本の八百万の神々の中でもっとも恐れられたこの荒ぶる神は耐えられない非道なことをされた魂が憎しみ恨みの怨霊になり徹底的に呪った相手を腐らせてしまう恐ろしい神であるとされている。

平将門とか菅原道真などの魂がその典型だが、宮崎駿が表現した「タタリ神」はこれと少しちがっている。それは「もののけ姫」でアシタカの腕の刻印として具現化するこの「タタリ神」を、本来はもともと強大ではあったがもとはだだの自然の善良な生き物(猪)であったとしているところだ。また、それを卑しい人間によって強制的に殺される立場に転落したことに対して抱く、やり場のない憎悪と恐怖が生み出す現象として捉えているのである。

彼は、これを人間が神をも殺戮出来る兵器を開発し、神の支配を覆す時代となったことに対する神の逆襲だとして、高貴な心を捨てて凶悪かつ醜悪なついに恨みつらみが頂点に達し根っこから腐らせるものだと考えているようだ。

いずれにしても、

「祟り神」に一度たたられたら、最後であるということは間違いないと思われる。

しこうして、

僕は選挙民を、いら立ちのため愚鈍だ思ったことはあっても、基本的には政治における「神」だとおもって尊敬し、かつ、この「タタリ神」ように畏怖すらしているのである。


したがって、

この荒ぶる神がすべてをなぎ倒し猪突猛進して害をなしても仕方がないと思ってしまうのだ。「害」とはもちろん自民党の勝利である。しかしそんな副次的被害など構ってはいない。どんな犠牲を払っても民主党に対する恨みつらみは永久に止まることがないのである。腐りきって絶命するまでこのタタリは続くものと思われるのだ。

ゆえに民主党に再生という選択肢など未来永劫絶対にないと断言する。なぜなら祟り神=国民=自分達はもうどうなっても構わないからひたすら怨念で恨み殺すまでもうとまらないからである。

前回の衆院選でも今回の参院選でもまだ議席があるだけ不思議なぐらいなのに、残りかすのクズみたいな残党達がお互いに除名するの辞任するのとまだいいあっている。慌てなくてもすべて焼くつくされ、すべてが腐り果ててなくなる運命なのだからジタバタしても仕方なかろう。

選挙民をいちど裏切った限り、どう言いつくろうといかに粛正をやろうとも、何もなくなるまで騙された恨みは消えないのである。なぜなら国民大衆こそ「神」であるからなのだ。

そしてしかもこの「祟り神」は強大なご利益を与えてくれる反面、これに恨まれたら未来永劫芯まで腐敗させてやまない「荒ぶる神」でもある。


どうやら民主党は「祟り神」を甘く見たようだ。地獄を見てもまだたたられていることが分からないらしい。君たちはもう終わりなんだよ。

でかいENDマークが見えんのか馬鹿者めが。