いまさらオバマ来日に気を使う晋三の「言辞矛盾」

岩下俊三のブログ

大体「ブンヤ」とか大学の「センコー」ほど信用できない人間はいないことを僕は「実体験」で知っている。なぜなら言葉を使い分けるだけでなく、都合よく「二枚舌」を使うからである。

たとえば無知不勉強がゆえに総理大臣になったと思われる安倍晋三という馬鹿がいて、その道化を使いながら自分の地位を高め資産を増やそうとするお仲間が道化の言葉をうまく言い換えることに腐心する詐欺師が多いと言うことだ。

しかるに長谷川と名乗る詐欺師もその一人と考えられる。

彼女は「平和主義」という言葉の解釈を勝手に変えて、安倍の言う積極的平和主義とは「常に戦争に近いところを行く。時々戦争そのものになるだろう。実際、食料かなにかを運ぶのでも殺されるだろう。戦地と非戦闘地域との境目はない。、、、」云々とまことしやかにのたまうのである。つまり権力の意図を代弁することでご自分の詐欺師の腕を安倍に認めてもらおうとでもいうのであろうか。醜態この上ない!

今更解説するまでもなく積極的平和主義とはそもそも戦争や紛争といった状態ではない、火器などが実際に使われていない状態(平和)からさらに「積極的に」貧困、抑圧、差別などの構造的暴力がない状況を指すものであってそれは当然のことだと思っているから、ほとんどの外国メディアも単純にActive Pacifismと書いて「それほど」騒いではいない。

ところがこれは誤解であって積極的平和主義とはただの日本人(選挙民?)向けの言葉にすぎず、たとえば外務省では正しく政府の意図に近いProactive Contributor to Peaceと言っている。外務省はアメリカ向けに、そして長谷川某は日本人記者に分かるように親切に解説したのだろう。けれどいづれもPacifismとは言っていない。

安倍の使った用語はそれぞれに合わせた使い勝手で使用されているが、日本のマスコミでは安倍のいうところの「積極的平和主義(Pacifism)」を平然とそのまま使いつづけているのである。

つまり Pacifismというニュアンスはどこにもないのになんで「平和主義」という言い方をしているのか、それは「武器」を「防衛装備」といい「輸出」を「移転」と言い換えていることと相似しているようにおなじく国民(選挙民)を馬鹿にしているからである。

無知文盲の民のためになんとなくやわらかそうな言葉を使い、外交文書ではアメリカを上手く誤魔化し、国営放送NHKの学者にはタンカバイで記者にそのニュアンスを伝えさせているということだ。

卑怯もの!!

はっきり「僕、戦争ができるようにしたいんだもーん」といえばいいと思う。何も面倒な言葉を使わなくても圧倒的な安倍支持はメディアコントロールで確立されているのだから心配することないと思うけど。


なんで愚民にビビっているのか?なに、、、ビビってるのはアメリカだって、か?