北方領土の争いが何年間も日ソ関係を険悪なものに

「うまくいけば、北方領土の争いが何年間も日ソ関係を険悪なものに 米国政府:孫崎 享氏」  憲法・軍備・安全保障
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領土問題:本日、関西生産性本部で領土問題(北方領土尖閣竹島)の講演。


終わって質問「孫崎さんの説明は事実に基づいているし、もっともという感じで聞いたが、では何故孫崎さんのような説明が日本でないのでしょうか」。


答え、申し訳ないが、日本国民は操作されてきているのです。


二つ紹介した


「『五一年対日平和条約で日本に千島列島を放棄させるが、千島列島の範囲を曖昧にしておけば、この範囲をめぐって日本とソ連は永遠に争うことになろう』という趣旨の(在京英国大使館発)英国本国宛ての極秘意見具申電報がある」


シャラー著『日米関係は何だったのか』の説明


「千島列島に対するソ連の主張に意義を唱えることによって、米国政府は日本とソ連の対立をかきたてようとした。一九四七年にケナン(冷戦勃発時、米国国務省で最も評価された人物)とそのスタッフは領土問題を呼び起こすことの利点について論議うまくいけば、北方領土の争いが何年間も日ソ関係を険悪なものに」


私の『日本の国境問題』は史実が詰まっています。


勉強すれば、目覚めるのです。


しかし、こうした勉強をせず、「北方領土は我が国のもの」「ソ連は不法占拠」と煽っているのが政治家なのです。


日本の人々はていよく操作されてきたのです。


そして、これかもその状況が続くでしょう。


TPP:経団連関係者の嘘


「御手洗名誉会長は”TPPなくして日本の雇用は守れない”」


反論(1)対米国市場過去15年横並び、もう増えない。米国関税すでに2%程度、


(2)今日本の輸出圧倒的に対東アジア、この国々とASEAN主要国は不参加、


(3)日本市場荒らされ、逆に雇用減少の危険大


> 既に守ってもおらん奴が何を言うておるのか。


対米追随と日本の繁栄:多くの人は今も対米追随が日本繁栄の唯一と思っている。


二つの事実(1)一九九〇年頃から日本は極端な対米従属


(2)過去二十年日本の経済は”失われた20年”。


極めて単純。


(1)プラス(2)≠(等号否定) 「日本の繁栄」。


こんな単純な算術何故しない、解らないのだろう


岸信介


「米軍撤退、行政協定(今の地位協定、米軍の駐日根拠法)を最も強く、米国に言った人間が岸信介だった」


というと右も左もどう対応していいか解らない。


「右の人よ。岸信介を見習い基地撤退主張しろ」になる。


左へ「最も頑張ったのは左の人々でない。皆が極悪と思っている岸信介だ」


さあ困る。


16日読売社説批判・米中関係:読売凄いこと仰る。


米中衝突するんですと、


「”富国強兵”突き進む中国と、アジア重視を打ち出し、中国にらんだ国防戦略の米国が、アジア太平洋地域で対立することは避けられまい」


米国金融・産業界は協力・G2的思考。


産軍複合体…対決。


だが金無い。


読売勉強して