TPP:読売の社説は、整合性ない

「TPP:読売の社説は、整合性ないそれらしいキャッチフレーズを並べ、目くらまし。:孫崎 享氏」  TPP/WTO/グローバリズム
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22日読売社説批判・TPP:増税後、TPPを動かし始めた。

「TPP交渉 出遅れ日本は参加表明を急げ」

自由貿易の推進でアジアの活力を取り込むことは日本の成長に不可欠である」。

読売新聞、嘘つくな。

TPPの問題は日本の輸出の主要国がTPPに入らないこと。

2010年日本の貿易相手国で米国が15.3%、東アジア諸国(中国・韓国・台湾。香港)は38.8%で全てTPPの対象外。

ASEANも主要国インドネシア、タイは不参加。

どこからTPPへの参加で「自由貿易の推進でアジアの活力を取り込むこと」になるか。

「農業分野の一層の市場開放に備え、政府は農業の国際競争力を強化する改革も急ぐ必要がある」。

聞こえはいいが、農業の多くの分野の切り捨てだ。

日本がTPPに入って農業分野が活性化することはない。

読売の社説は、整合性ないそれらしいキャッチフレーズを並べ、目くらまし。

誤解する読者が悪いというたちの悪い書きっぷり。

読売・菅元首相:不思議だ。

読売新聞が菅元首相の見解を聞くに値すると見なしていたなんて知らなかった.「値する」と判断するなら、ついでに菅氏に脱原発について取材して報道したら。

23日読売「菅氏”小沢氏の個利個略だ、呪縛から離れよ”」

エジプト:現在大統領選挙結果発表遅れている。

その中の動き。

22日CSM「エジプトの軍部はムスリム同胞団に対して”我々に圧倒的な権力を渡せ。

そうでなければ、大統領を我々が支持できる元首相にする”と述べた。

こうした中、過去連携しなかったムスリム同胞団とエジプト・リベラル派が連帯開始」