「買う側の癖に威張るな」と農家さんもっと怒ろう!:市民のためのTPP情報

「「買う側の癖に威張るな」と農家さんもっと怒ろう!:市民のためのTPP情報」  TPP/WTO/グローバリズム
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関税撤廃の猶予を20年とか30年に延ばし、日本の農業の競争力をその間に高めようとかいう議論が出始めているようだが、認識不足と言わざるを得ない。

日本の農業が競争力がないのは、農業者の努力の問題ではなく、日本の農地面積が狭いからだ。

20年、30年後に日本の国土が広くなるというのか。

米国や豪州みたいな大陸国家と比べ、競争力が弱いのは小麦やトウモロコシなどの穀物


こればかりは面積要件が大きく左右するため、小さな島国の日本がかなうわけない。

農家一戸当たりの面積は、日本が2ha、米国198ha、豪3023ha。

その中で日本の農家は本当に頑張ってると思う。

日本はすでに、野菜なんかはほとんどゼロ関税。

高い関税をかけて守っているのが重要品目と言われる米、小麦、乳製品、砂糖、デンプン(サトウキビ、テンサイ)。

国民の食料、生命維持に不可欠で、守る必要があるから守っているのだ。

農業守るなと批判してる方々、国産の農産物食べるなと言いたい

日本の農業がつぶれてもTPPに入れと強硬に進めてる方々。

農業を苦しめても経済が第一、お金がほしいという方々。

こういう人たちに、農家が一生懸命作った国産の農産物を食べる権利があるのか?と思う。

農家の人にだって売る権利があるのだ!。

TPP進めてる人たちに限って、最高級の国産農産物を食べてるに違いない。

TPPでこういう人たちがさらに儲かって利益を貪り、一生懸命働いてる普通の市民は何のメリットもありません。

米国の多国籍企業や日本の大企業によって、日本の富がむしり取られるのがTPPの本質です。

今、日本の農家の平均年齢は60歳を超えていたと思う。

サラリーマンなら定年を迎える世代が、日本の農業では中心的な存在。

関税撤廃が20〜30年後に延びたとして、今中心となっている方々がいなくなったらどうなるのか。

若い世代が農業やりたくなるような農業にしないと、日本から農業が消える。

私は、農産物を作る技術も体力もないので、農家が作ってくれた農産物を買うしかできない。

農業を守ることは、自分が食べ物を安定的に買えることとイコール。

農業を批判してる人たちは、自分で農産物作るのかしら?と思う。

「買う側の癖に威張るな」と農家さんもっと怒ろう!

農業のこと書きましたが、TPPは農業問題ではありません。

医療、労働、保険、食の安全安心(検疫)、知的財産、サービス、投資などなど21分野に関わるルールを決める協定です。

日本人の雇用が外国人労働者によって奪われる時代が来たら、普通のサラリーマンが一番大変に。