嘘つきめ!21世紀の現代、補足判別できないものはないのだ。

岩下俊三のブログ

新年度からいっそう開き直ってやる

どうなっても構わないから某国の衛星画像なんていつでも無断で掲載することにした。たとえAK16でズキューンが現実になっても構わない。長く生き過ぎて後悔しているからそうなればかえってありがたい。

ところが現実はもっとすごくて最近得た情報ではKH12−Xによる地上画像解析は5cm平方が解析可能であると言われている。とすれば、マッチ箱大の物体なら見分けることが出来る筈である。地球上すべてを網羅しつくしどんな微細な変化にも瞬時に対応できなければあらゆる防衛システムなど役に立たないのだから当然と言えば当然である。

かように

アメリカの偵察衛星KH12シリーズが今どこまで進んでいるか(つまりKH12−1,2・・・・X)は最高軍事機密なので知る由もないがどこにもスノーデン君みたいな人がいるから人間って面白い。だか表向きはほとんどが秘密なんだけれど、たとえばウクライナからクリミアを取り戻したことに対してアメリカがいまいち「踏み込んだ」制裁ができないのはオバマがチキンだからでも、メルケルが乗ってこないと言う理由だけでもなく、スノーデンの持っている情報(インテリジェンス)にビビっているからと思った方が分かりやすい。

ことほどさように

マレーシア機失踪事件でなんでアメリカがなんとなくアナログな捜査協力を、さも「熱心そうに」やっているかということに疑問を誰ももたないのが不思議である。プロペラの偵察機からの望遠鏡による目視???日露戦争じゃあるまいし。インド洋は波が荒い恐ろしい海域???「モービイデック」の時代じゃあるまいし。この21世紀のしかもアメリカの軍事偵察システムを使ったらあんなデカい旅客機が補足できないなんてほとんど冗談みたいな話であろう。

今わかっているだけでも軍事偵察衛星の機能で夜でも雲があってさらに地下までも透視できることぐらい兵器オタクでなくても小学生だって知っている子は知っている。

しかも旅客機の進行経路に近いマレーシア、シンガポールインドネシア、オーストラリアにあるレーダーがいずれも「低空過ぎて」捉えられえなかったと言うのが大笑いである。それらの国が軍事的にどのような立場にあるかを思い出せば、インド洋全般の広大な海域から出来るだけデュエゴガルシア島の「存在」を海図上から消し去りたい気持ちが分からんでもない。モルデュブの先はいきなり南極であってほしいのだろう。

これはまさに長いエイプリル・フールだ。

エプリル・フールついでにいうとロシア発のニュースではマレーシア機の乗客の中国人ハイテク技術者集団を捉えるために機体ごとディエゴガルシアに「降ろされた」と推測がされている。


それはともかく

この奇奇怪怪な事件は、はからずも中国とアメリカの軍事偵察能力のアピールと重要な部分の隠匿という戦術の攻防となっていて肝心のマレーシア旅客機の乗員乗客の安否など吹き飛んでしまったのが実情である。


日本のマスコミは渡辺嘉美の購入した「熊手」については面白く言及できても、なぜマレーシア機不明事件でアメリカの軍事偵察衛星の「驚くべき」機能について言及しないのだろうか。またインド洋洋上のKH12からデュエゴガルシア基地司令部とつながった即時偵察システムが事件直後から「稼働」していたことをなせ「想像(蓋然性として)」出来なかったのだろうか。

UFOの殆どが実はアメリカ飛行物体でしかなく、しかもどんな小さな飛行物体でも監視の網から逃れることが不可能とされる現代、商店街の監視カメラだって捉えられるモノを見逃すとはSFというより、やはり悪い冗談としか思えない。

エプリル・フールを契機に再びリニューアルしたブログの一回目が冗談になったとは