なぜ日本はここまで対米従属なのか

「なぜ日本はここまで対米従属なのか、なぜ外務官僚は対米従属外交にこれほどまでの終始するのか:孫崎 享氏」  憲法・軍備・安全保障
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本・右活動家から。

「戦後史の正体ご恵送賜わり、恐縮至極です。脱米自立のためにこそ、米国支配の元凶となっている戦後史 を克明に研究しなくてはとの想いが強まっている矢先に、先生のご著書に出会えるとは、まさに、神計らいではと感激しております。熟読して今後の活動に活かさせて頂きます」

小沢グループ:今、小沢グループの若手から、10月グループで勉強会するので話して欲しいと連絡あり。

小沢グループ民主党離脱かと言われる政治混乱の真っ直中で、将来を見据え勉強会の組織に動いている人が小沢グループ若手にいるのにびっくりした。


天木直人氏(記述):

「一週間前、出版社から献本を受けた。

非売品の原稿本である。

発売は7月30日という。

真っ先に読んでもらいたい人が私であるという。

もっとも的確な評論ができる人が私であるという。

本の著者は孫崎享氏である。

私より3年先輩の元外務官僚だ。

2003年に外務省に解雇されて以来私は同僚先輩らとの全ての関係を断って外務省と対峙する第二の人生を送ってきた。

そんな私がただ一人懇意にしている外務省OBが孫崎享氏である。

その彼が、私がなし得なかった事を見事にこの本でやり遂げてくれた。

なぜ日本はここまで対米従属なのか、なぜ外務官僚は対米従属外交にこれほどまでの終始するのか。

これは私が講演などで常に決まって聞かれる質問である。

実はその答えこそ、戦後一貫してこの国の指導者たちが直面し、その答えに苦悩してきた事なのである。

日本の戦後史はその答え探しであり、日本の戦後の外交は対米従属と対米自立の狭間で揺れ動いてきたのである。

その答えは一冊の本で答えるしかない。

そうであるなら、それを本で書いてみないか。

私は幾つかの出版社から持ちかけられて来た。

書きたいのは山々だ。

おそらくそれを書くことが出来ればもはやそれ以上の事を書く必要がなくなる。

そう思いながらも私はついに今日まで書くことに至らなかった。

それを書くために取り組まなければならない膨大な資料と筆力、そしてその内容が世間に与えるであろう衝撃にしり込みしたからだ。

それを孫崎氏が見事にやり遂げてくれた。

その能力と覚悟に脱帽するほかはない。

その本は、ひとことで要約すれば日本の戦後の外交を動かしてきたものは対米追随と対米自立の二つの相克であり、対米追随派がことごとく勝ち残り、対米自立派が見事に排斥、失脚させられてきたという現実である。

それは皇族から始まって政治家、官僚、有識者に至るまで、ことごとくそうである。

そしてより深刻な事は同じ日本人でありながら、対米追従者達が自らが勝ち残るために、仲間を、そして国民を裏切って対米追従に走ったという醜さである。

この様なことは、ぼんやりとわかっていても書けない。

書けばあまりに衝撃的だ。

しかしいつかは誰かが書かなければいけない。

書いて後世の日本人に語りついで行かなければいけない。

この大事業を孫崎氏は自らの体験と豊富な資料を基に、実名入りで書いた。

この本を読んでいくうちに私は思った。

この本は野田首相に対する痛烈な批判であり、小沢一郎に対する最大の応援であると。

この本が7月30日に発売されることは極めてタイムリーだ。

同時にこの本と孫崎享氏に強い圧力がかかる事は間違いない。

果たして出版にこぎつけられるかも疑わしい。

出版社も承知だ。

私はさっそく孫崎氏に電話し、祝福の言葉と同時に懸念を伝えた。

孫崎氏も覚悟はしてた。

弾圧を避ける最善の方法は大ベストセラーにするしかない、と

排斥か大ベストセラーかの二つに一つしかない、と。

勿論私は大ベストセラーになるよう全ゆる協力を惜しまないと激励した。

イラク戦争に反対して外務省を首になった私が10年ぶりに世間に蘇り、孫崎氏の歴史を変える近著の大ベストセラーに一役買う事になるかもしれない」


『戦後史の正体』:発売7月28日。

本屋にはまだない。

Amazon ベストセラー: 本 - 64位」、

出版社「64位はすごいです。アマゾンのランキングはアニメとかタレント本も多いので、ちゃんとした本のランキングでは20位だと思います」。

天木氏のベストセラーにする発言効果