疑問は本来日本に有利な形での「棚上げ」を、何故

「「疑問は本来日本に有利な形での「棚上げ」を、何故、日本側がこれを排除」新華社記者:孫崎 享氏」  憲法・軍備・安全保障
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尖閣諸島:70年代、80年代日中間の基本合意の尖閣諸島棚上げは、今日決して中国に有利な考えではない。

中国が自分の法律で領土と見なしている中、日本の管轄を認め武力の不行使を約束するものである。

しかし、中国が大変に関心を持っている。

棚上げを説く朝日新聞掲載の私のインタビューは「参考消息」に全文掲載されたらしい。

昨日新華社記者が取材に来た。

私の著書を完全に読み込んで来た。

次いで環球時報も取材したいという。

彼らの疑問は本来日本に有利な形での「棚上げ」を、何故、日本側がこれを排除し、かつ石原知事のように、明らかに、マイナスのパラレルに落ち込み、紛争に向かう可能性の高い道に何故日本が突き進もうとしているのか解せず私の下に来た。

私は純粋な中国専門家ではない。

本来、日本の中国専門家と言われる学者や、外務省員が国民に向かって、「棚上げ」の利点と、日中が緊張を排し、平和的環境を作ることが日本の利であることを解くべきだ。

しかし、彼らは沈黙。

ないし逆。

中国の記者は幾度となく質問「先生、個人的に不都合は起こりませんか」。

そう。

日本の利になることを説くのに、今日本では「不都合を招く」状況。

どこか異常です。

この異常の中に国民はしばし、陶酔しているのです。

しかし、この陶酔はその内無残に破られます。

オスプレー:米軍と野田首相・森本防衛相、馬鹿と言わざるをえない。

沖縄の怒りを日本各地に共有させてる。

19日朝日

オスプレイ配備”受け入れられぬ”全国知事会議が決議」

「”米軍の通知を知らせるだけの政府なら、どこに国民主権があるのか」(鳥取県知事)、

「大変な問題になる」(秋田県知事)

オスプレー配備は、米国の東アジア戦略構想の重要課題で、前線基地の日本に拒否できるとは思えないのですが)

世界の一体どれ位の国が米国の戦略のために自国を米軍基地のために提供してますか。

ほとんどなし。

米国の戦略への貢献=自国国益とみなしている国は日本ぐらい。

洗脳されてきた
橋下氏:橋下氏が原発で突然再稼働の方に動いたのは驚きだったが、どれ位の人は、次の報道で”うん。

納得”と思っただろうか。

「橋下大阪市長の元愛人が告白 ”裸の総理候補”(週刊文春)」。

脱原発:読売19日「原発依存度、0%も15%も非現実的…東芝会長」貴方の会社はそうでしょう。

国民はもはや財界の胡散臭さに気づき始めた。

国民の意志を反映できず、ひたすら自社の利益しか考えられない人々に国政で発言力を与えてきた所に大きな間違い。

日本は脱官僚=財界主導にすりかえられた。