アメリカはどこかの時点で経済的理由から米中関係の方を優先させる

「「アメリカはどこかの時点で経済的理由から米中関係の方を優先させることになるだろう」仏元外相:孫崎 享」  憲法・軍備・安全保障
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日米:ヴェドリーヌ仏元外相が警告してる。

いずれ、そのとおりになるだろう。

日本人はその心構えを何時出来るか。

アメリカはどこかの時点で経済的理由から米中関係の方を優先させることになるだろう」(『「国家』の復権』09年) 米国評価。


ヴェドリーヌ元フランス外相の「民主主義はインスタントコーヒではない」(『「国家の復権』」)より。

・欧米が普遍的価値とするものの中には、欧米が優位を保つ道具としか映らないものがある。

民主主義を植え付けようという単純な発想も、こうした偏狭なものの見方から生まれたものだ。

米国自身どうだった。

民主主義はある日突然確立されたか。

独立戦争先住民族の虐殺、奴隷制度、南北戦争公民権運動等、思い出して欲しい。

今、投票率の低下、政治資金、ロビー団体、政治の芸能化等に直面。

どの国でも、民主主義は複雑な過程を経て築かれたもの、歩みは一進一退。

基本的に国内からの力で成し遂げられるもの。

米も欧州も民主化の名の下に十字軍的精神を発揮し、働きかけの繰り返し。

結果極小。

・欧米式の民主主義をそっくりそのまま移植しようとすれば、必ず逆の効果、民主主義に対する拒絶反応が起こるのだと、米国はそろそろ気付いていいはずだ。