定数削減を断念を聞いて脳が久しぶりに沸騰した!!

黄泉の国から   「岩下俊三(旧姓)のブログ」からリユーアル


本物の猿は小さすぎて黒子の操りの方が目立っていて「真実」そっくりである。まさにこれを猿芝居と言わずして何と言おうか。黒子に操られるままに猿芝居をしている国会で今日ついに昨年三党合意した定数削減成立の見通しを断念した。

でもむしろ演じている猿に投票した方が悪いのかと思わなくもないが、とにかく選挙の洗礼を受けない黒子による猿芝居であることが見え見えなのだから、我が国の民主主義つまり代議員制というのは明らか虚構であることがこれで明白となったといえよう。

つまり国会で定数削減について与野党が合意していたのにも拘わらず、半年もすれば国民が忘れるとこを最初から見越していて、ギリギリの段階で責任の擦り合いをして結局時間切れに持ち込むつもりだったと言われても仕方がない。鉦や太鼓で大騒ぎ、なんとか消費税を納得させるには自分たちの身を削り議員定数の削減を約束するしかなかった、、、その時は。しかしその約束も与野党合意の上で、意見の対立を演出し、あげく残念ながら国民との約束を反故にするしかなかったことにすればいいと思ったに違いない。なんという狡賢さ、なんという醜さ、なんという卑劣さ、、、言語に絶する!!

これほど国民を馬鹿にした芝居それも猿芝居はないだろう。


かって喧々諤々議場で罵り合い議員定数削減という自己犠牲の決意で合意した案件をこれほどあっさり反古にされても国民はすこしも怒らないと彼らは計算していたに違いない。案の定国民はいたって静謐なままであるのだから。

それよりも目先の新しい詐欺=アベノミックスに騙されて昔の約束などどこ吹く風、黒子の一人であるバーナンキの口先に一喜一憂している始末である。まことにこれほど日本国民であることが情けない思ったことはない。

議会制民主主義が狡猾な猿ども=国会議員に踏み荒らされ糸を引いている傀儡の思い通りなっているだろうとはだれもが想像の範囲だったが、どうせならもっと歌舞伎座での芝居ぐらい上手に虚実皮膜を演じてくれればよかったと思う。もちろんそれも不誠実ではあるがせめて芸術という文化の匂いぐらいはしただろうに。それが血税を搾り取られた挙句猿芝居?バカにするな!!


しかし田舎芝居よりもっとひどい猿芝居をしかも会期末になって遺憾そうに「残念です」と語る議員の表情の醜さに反吐がでる。かのマロニエに嘔吐したロカンタン(サルトル)が今となってはかえって懐かしい。この嘔吐は不条理を超えてただひたすら醜いだけである!!

日本文化はアメリカの60年以上に及ぶ白痴化政策によってここまで莫迦でみすぼらしくなったかと思うと絶句するしかない。フランスの半世紀前にも至っていない。それどこころか、、、

そこそこ精一杯政治をしていても国民が文句をいっているトルコやブラジルでも反政府デモが起きている。世辞的文化水準が日本より高くてうらやましいかぎりである。これほど国民を嘗めきっている為政者に何の怒りも起こせない日本は政治的に世界最低の水準であるといえよう。


東大が秋からの入学を断念したのはなるほど知能が低すぎて国際水準を満たせなかったからなのか。この国会の
ありさまと国民の惨状をみてようやくその理由を納得した。

東京大学という名称を献上しもとの昌平坂学問所に戻した方がレベルにあっているんじゃない?

我々は国家議員のバカどもにさえ、嘗められているんだ。それを怒らないのはやはり性的変態(マゾ)でしかないのかな?

すくなくとも俺はごめんだ。見え透いた嘘が罷り通るのは死んでも許せない!!