そういえば先日CO2が増量したせいで砂漠の緑地化が進んでいるという小さな記事がありました

「そういえば先日CO2が増量したせいで砂漠の緑地化が進んでいるという小さな記事がありました:内田樹氏」  エネルギー問題
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そういえば先日CO2が増量したせいで砂漠の緑地化が進んでいるという小さな記事がありました。

CO2で地球が温暖化して水没して失われる土地と、緑地化して居住可能耕作可能になる土地はトレードオフできるのでしょうか?

そういう問いは誰も立てません。

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地球温暖化を絶対悪のように語ってきたのはアメリカのロビイストたちですけれど、彼らの中にアグリビジネス(農産複合体)の代表者がいたとすると、話の平仄があいます。

耕作可能地が増えるということは食糧生産の一元的なコントロールがむずかしくなるということです。

もちろん価格も下がる。

食の問題だけに限定すれば温暖化よりも寒冷化の方が大きな問題です。

太陽光とCO2で光合成は行われます。

地球上のすべての生物はこの二つに依拠している。

CO2をいくら削減しても、それが耕作可能地と食糧生産の減少のリスクをもたらすことはないという科学的根拠は誰か示してくれたのでしょうか?

「CO2削減のために原発稼働が必須」というロジックは飽きるほど聞かされました。

でも、その前段の「CO2はできるだけ少ない方がいい」という話はどこまで厳密に検証されたのでしょう。

現に砂漠の緑地化が進行しているのですけれど、これは「悪いこと」なのでしょうか。

たぶんメディアはこれを「悪いこと」として説明するんでしょうね。

砂漠が緑地化されたせいで各地で有害な動植物が繁殖しているとか。

絶対言い出しそうだな。