日本の既得権益支配層の中では、すでに<民主主義>とか<人権>とか<同胞>といった概念はなくなっている

「日本の既得権益支配層の中では、すでに<民主主義>とか<人権>とか<同胞>といった概念はなくなっている」  憲法・軍備・安全保障
兵頭正俊氏のツイートより。

参議院選挙の結果、自・公+みんな・維新で162議席

これは参議院の3分の2を上回っている。

それにいざ投票となったら民主党から何名か賛成に回るだろう。

公明党のブレーキ役に期待する政治評論家がいる。

しかし、消費税増税でも公明党は賛成に回っており、憲法でも最後は賛成に回るだろう。


憲法が改悪されると、国防軍が創設され、関連の法整備がされた後に、いずれ徴兵制が施行される。

そのときの国防軍は、国を守る、といった目的よりも、米国の傭兵となって、米軍とともに(あるいは単独で)世界の紛争地にかり出されることになる。

TPP参加後の国防軍は、中国や北朝鮮と一戦を交える、というより、現在でいえば日本に好意を持っているイラクアフガニスタンに出兵する、といった形で考えた方が、より正確な実像になる。

それなら徴兵にも出兵にも応じない、拒否する、といったら、石破茂のいったように、死刑で対処される。

日本の既得権益支配層の中では、すでに<民主主義>とか<人権>とか<同胞>といった概念はなくなっている。

TPP参加後では、楯突く奴は死刑にして、発展途上国から移住してきた人々を、帰化の条件に兵役を課して出兵させたらいいわけだ。

つまり米国と同じことをやり始める可能性が大である。

ユニクロのボスが「年収1億円と100万円に分岐」するといったのは、良しあしは別にして正確な未来を指摘している。

日本の場合、この「年収1億円」の側にマスメディアが存在している。

それで今回の選挙でも、かれらは、真の争点を隠し、経済とねじれで自民党の勝利に国民を洗脳・誘導した。

わが国ではメディアの問題は情報の問題ではなく、政治の問題であり、国家の問題なのだ。

現在の「記者クラブ」メディアが存在する限り、日本国民は愚民のままであり、「年収100万円」の奴隷のままである。

山本太郎がすごいところは、わが国におけるマスメディアの問題を正確に把握しているところだ。

山本太郎は、わが国におけるマスメディアのミッションを正確に把握しているばかりではなく、メディアの前でメディア批判ができる。

この政治家を、今後、決して落選させてはならない。

すでに山本太郎に対しては、さまざまな誘惑がメディアから仕掛けられている。

例えば原発に関しては国会で語れ、国会で闘え、といった誘惑だ。

つまり国会に封じ込めたがっているのだ。

山本太郎のなすべきことは、国民に直接に語りかけること。

国会で何が行われ、あるいは何が行われていないか。

国会の問題点を国民に直接に語りかけること。

山本太郎がやるべきことは、これだろう。

それを一番、既得権益支配層は嫌がると思われる。

それを三宅洋平と組んでやれば、3年後の三宅を助けることにもなる。

みどりの風谷岡郁子代表が、参院選での党の敗北を受けて代表を辞任。

同時に政界からも引退表明。

今回の選挙で谷岡代表ら現職4人を含む8人全員が落選した。

その結果、亀井静香阿部知子の2人だけとなり、政党要件も失った。

みどりの風の谷岡は、自分が辞めた後の党運営について、「残った人が決めること。

ただ『みどりの風』は、たぶんその役割を終えたのだと思う」と。

これもひとつの引き方だと思うが、最後の一言は残された人に残酷で失礼だね。

分裂含みの日本維新の会

橋下徹は、同党の中山成彬が、「私は(橋下徹を)代表と言わなくて市長と言っている。

代表と認めていない」と発言した、として「中山議員は仲間だと思ってない。

維新の会から出て行ってもらう」と発言。

27日の執行役員会で離党を求めるという。

橋下徹の最大の間違いは、慎太郎と組んだことだ。

その後、急速に大衆的な人気が落ちている。

早く慎太郎と別れた方がいい。

そして成り上がり根性を捨てて、マイノリティへの優しさを取り戻すことだ。

日本という、国民を不幸にするシステムがある。

それが佳境に入ってきた。

1%の既得権益の富裕層が国を売る。

そして植民地での権益を確保する。

99%は植民地の奴隷である。

それがなぜ可能なのか。

ヨーロッパが、いぶかるのはそこだ。

日本には「記者クラブ」メディアが存在し、絶えず国民を愚民化し続ける。

洗脳し誘導し続けた結論は、植民地の奴隷である。

それも嬉々として受け入れる奴隷だ。

石破茂が、徴兵や出兵を拒んだら死刑だ、といったのは、相手が奴隷だからである。

人間として見られていないのだ。