怪しい「空気」作り・・・原発の代わりは再生可能エネルギー

「怪しい「空気」作り・・・原発の代わりは再生可能エネルギー  武田邦彦」  原子力・核問題
怪しい「空気」作り・・・原発の代わりは再生可能エネルギー  武田邦彦  投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 8 月 04 日 から転載します。

怪しい「空気」作り・・・原発の代わりは再生可能エネルギー 平成25年8月06日 武田邦彦(中部大学)


原発は再開せざるを得ないのではないか」という意見の人に聞いて見ると、「原発の代わりの再生可能エネルギーは非現実的だから」という。そこで「原発の代わりに火力発電は?」と聞くと、「えっ?!火力?!」と頭が混乱する。


これもNHKの一つの「空気」作りが成功した例だ。


「新しいもの」が失敗したら、「より新しいもの」を探すのではなく、普通なら「一つ前のものに戻ってしばらく待つ」というのが普通だ。原発の前は「石油、石炭、天然ガスなどの火力発電」だったのだから、原発が危険となれば「これまでの火力発電」に戻れば良いわけなのに、「原発の代わりは新しい再生可能エネルギーだ」ということで迷路に導いている。


1)原発は危険だ
2)だから再生可能エネルギーだ、
3)再生可能エネルギーはできるかどうかわからない、
4)だから原発だ。


という論理になっている。でも、
1)原発は危険だ、
2)だから普通の火力にしばらく戻ろう
3)そうだそうだ。


ということになる。この道筋を消しているのが「原発の代わりは再生可能エネルギー」という「空気」なのである。


新聞を見ると「原発の停止に不安を持っている人が多い.再生可能エネルギーは果たして可能か?」という論理がみられる。また産業界は「再生可能エネルギーなど現実的ではない。だから原発再開だ」という。いずれも怪しい「空気」作りに成功し、誤った道筋に入り込んでいる。


その意味で、「CO2を出してはいけない」という無意味(世界のどこの国もやっていないし、日本もCO2は増えているという建前だけ)なことがエネルギーの選択を閉ざしている。それこそが税金を増やして日本社会をさらに非効率にするという最終的な官僚の目的に沿ったものだが。


コメント


01. 2013年8月04日 01:58:19 : 7OpGsifAXA
地熱発電だな。だがこれは村に都合が悪いのだ。燃料代がビタ一文外国へ流れないから。核燃料はもちろん、ガスでもオマーンから高いガスを買っていることになっているが、間でサヤを抜いているのは誰だと思うか。三菱商事と東電のトンネル会社で転売を繰り返して最終的に東電に売りつけている。


02. 2013年8月04日 02:59:56 : Dx8l1iyDQo
原発って、火力発電なんだってみんな知ってるよね?
火力?
あぁ、そうだけど。
核分裂で高熱だして、水を沸騰させて
タービン回して電気作っているやつ。
発電の数倍の熱量を海に垂れ流すやつのこと。
CO2より始末が悪い。昨年から、大型の化け物クラゲ
を見ないだろう。原発停止で排熱を垂れ流さなく
なったから。
それにしても、NHKとは在日半島系の温床で
反日工作機関だよな。
まったく、恐れ入る国営企業だわ。マスコミエリートの仮面で
反日扇動組織。

03. 2013年8月04日 03:08:19 : Dx8l1iyDQo
》1さん
》核燃料はもちろん、ガスでもオマーンから高いガスを買っていることになっているが、間》でサヤを抜いているのは誰だと思うか。三菱商事と東電のトンネル会社で転売を繰り返して》最終的に東電に売りつけている。

興味深いですね。
詳細情報があれば、下さい。
いってこい、いってこい、いってこいの転売
を数回やれば、確かにあの原油LNG価格に
なるわな。市場価格の4倍(⌒▽⌒)

04. 不乱坊 2013年8月04日 03:50:00 : kbTBOGSw0930o : eTohiyDI6c
詳しいことはよく知らないのですが、最近読んだとある本に書いてあったこと。海水が温まると、
溶けていたCO2が大気中に放出される、のだそうです。詳しい方いらっしゃったら、解説して頂けますか。
それが本当なら、小出氏のいう「海温め装置」の原発は、それこそCO2を増やす機械だ、ということになる。
もう一つあったな。CO2が増えるから温暖化するんじゃなくて、温暖化するからCO2が増えるんだ、って。

「空気」作り、というか、自分たちの利益のために、ゴリ押しをする。
どれほど滅茶苦茶なことを言っても恥じない。そういうのが権力者の側のやり方。
いいくるめられないように、気をつけないといけませんね。


05. 2013年8月04日 05:24:11 : cdQvCL3hHU
>>04さん

冷えたコーラ暖めてみてください。
吹き出るあわは、炭酸ガス


06. 2013年8月04日 06:14:54 : A4GQ7o9O02
地球の表面の大部分は広大な海洋が占めています。
太陽活動が活発になると、地球の気温が上がり、海水中のCO2が大気中に出てきてCO2濃度が上がります。
逆に、太陽活動が不活発になると気温が下がり、大気中のCO2が海洋中に溶けて大気中のCO2の濃度が下がります。
今から3億年ほどさかのぼった、古生代三葉虫なんかかがいた頃)の時代から現在までで「人間活動があってもなくても」、地球の気温は温暖化と寒冷化を繰り返しています。現在は、次の氷期(氷河期)に入るまでの間氷期にあたっています。したがって、CO2は、温暖化の結果であって、主要な原因ではないと思われます。

そもそも、「温室効果ガス」の大部分は「水蒸気」が占めているにも関わらず、奴ら(たぶん電◯などの広告戦略のレトリックでしょう)、これに「人為的」をつけて「人為的温室効果ガス」とすれば、
あら不思議!「CO2」が首位に踊り出てきます。そもそもCO2にそんな影響力はありません。
CO2「悪役論」は今から20年ほど前から始まった、新聞、テレビなどのマスコミによる狂ったような膨大な報道広報によるものです。
そんで、CO2が世間的に悪名高くなっているのです(笑)

原発にしても、太陽光エネルギーにしても、ウランや希少金属などの発掘には動力源として石油が必要ですし、その採掘、運搬、加工の際にもCO2が出るし、トータル的には、原発も火力もCO2の排出量ではあんまりかからない(これは電力中央研究所が出しています)し、千年、万年、百万年(そこまで現代文明は存在してるのか?)と言われる放射性廃棄物の冷却にも電力がいるし、バックエンドまで含めると明らかに原発の方が明らかに、CO2排出量はおおくなります。

まあ、そんなことより原発は、そもそも放射性廃棄物の処理の仕方、管理の仕方も出来てへんのにどないすんねん!といういうことです。


07. 2013年8月04日 06:30:57 : sUpHQ8Q75g
>>01
> 地熱発電だな。

その通り!
火山列島である日本で地熱発電を積極的に進めないとは阿呆の極み

温泉権つう名の利権も絡んでくるが>温泉が枯れたら元も子も失う恐怖
地方の温泉街で閑古鳥が鳴いてるとこは
地熱発電所に業態転換すべきじゃないかね

> だがこれは村に都合が悪いのだ。燃料代がビタ一文外国へ流れないから。

油堕菌どもへの配慮は真っ先に考える罠w
総理が簡単に辞任に追い込まれ大臣が自殺に見せ掛けて殺されるんだから
腰抜け議員どもが恐れるのも無理はないが

しかしそんなこたぁ言ってられん
既得権益者にのみ都合の良い社会を作ろうとしてる痔罠盗をぶっ潰さな
国民生活がぶっ潰れる罠


08. 2013年8月04日 09:03:35 : 3nTXkp9TvA
>>04さんへ

海水の温度が上昇して何が一番ヤバいのかというと、
メタンハイドレート」の融解と、
「イェドマ」と呼ばれるシベリア永久凍土帯の融解です。

どちらもCo2の25倍という温室効果を持つ太古の時代に封じ込められた
メタンガスを大気中に放出します。
次に海洋から蒸発する水蒸気の量が劇的に増大します、
このメタンガスと水蒸気の相乗効果による暴走エンジンは一度動き出すと
止める事が非常に困難となります。

地球環境はガラリと変わってしまうでしょうね。


09. 2013年8月04日 10:46:14 : xV5sUE5upQ

 最近 ウイーンに行ってきたけど

 水力発電が98%で 風力2% だそうだ

 オーストラリアは 自然を大事にしている

 ===

 街中を歩くと 広告の看板が 少ないし ケバイネオンサインがなく

 ゴミ一つなく すっきりとしている

 商店は7時に 店を閉じる 日曜日は完全休業だ

 ===

 日本人は  何か?「勘違い」していないだろうか??

 今ある 日本は無駄の塊だと 思い知らされた旅 だった
 


10. 2013年8月04日 11:11:58 : W9U4ipczPs
エネルギーに関する議論はこみいってくるので、実績を見てということになる。
勇気のある国が再生可能エネルギーに乗り出す。>>09のオーストリアデンマークなど
だ。ドイツも脱原発をこれで図ろうとしている。そして成功をしている。実績をあげて
いる。勇気のなかった国もその実績をみて変化しだした。アメリカもそうだ。

ガスも悪くはない。今すぐに全電力を再生可能エネルギーにすることは、無理かも
しれない(送電線の整備などが多少必要)。その分はガスに補ってもらう。ただ、
ガスは輸入金額が大変だと言う人がいる。上のレスにあるように悪いやつらが途中で
抜いているから高くなっているだけなのだ。アホノミクスの円安による効果もある。


11. 2013年8月04日 11:52:47 : yWJRFD9wyQ
武田邦彦さん
再生エネルギーの話よりも、
今福島で起きている問題の方が緊急かつ大事ではないでしょうか。
武田さんのホームページにそれがないのはどうしてですか?


http://takedanet.com/


12. 2013年8月04日 12:16:38 : 4GGhcD62W2
犬HK再生可能エネルギーのニュースの後に必ず「国は再生可能エネルギーの買い取りを電力会社に義務づけていて...」と加える。これで、ああ再生可能エネルギーというのは買い取って支えてあげないと成立しないんだ、という印象操作を行う。確かに高額で買い取って甘やかしているし、言わば「買い殺し」作戦だ。この買い殺し作戦から唯一はずされているのが地熱発電地熱発電の事業は計画から発電まで平均で15年かかる。この平均値を極端に押し上げている1施設を除いても13年。他国では数年で発電に至る事を思えば、徹底的に嫌がらせをされていると言ってよい。このような状況にあって尚、地熱発電を試みる奇特な企業があったとしよう。しかしその企業には更なる試練が待ち受けている。発電に至ったとしても1万キロワット以上出力してはならないという規制があるのだ。それが許されているのは東電など一部の企業だけ。地熱資源埋蔵量の一位はアメリカで、二位はインドネシアだ。いずれも数年で1000万キロワット前後の出力レベルを計画している。しかし昨年のエネルギー白書によれば、日本の地熱発電の2050年における出力目標は95万キロワット。日本にはアメリカの8割におよぶ地熱資源がある。これは出力目標ではなく抑制目標だ。これらはほんの一例だ。ではなぜ地熱がこれほどまでに虐げられるのであろうか?各位にご想像いただきたい。

13. 2013年8月04日 19:33:03 : cdQvCL3hHU
>>11

専門家であっても当事者ではないのに情報がなければ書きようもないだろう。
まずは、あんたが容疑者東電か、調べるのが仕事のはずの犬HKマスゴミどもにクレームつけろ。
これはという情報出たら、武田さんに聞いたらいい。


14. 2013年8月04日 19:43:48 : cdQvCL3hHU
>>12さん

地熱が普及しないのは、火山国日本に暮らし続けてきた日本人なら、大地の荒ぶる神さまを人間ごときがどうこうできないことをわかっているからではないでしょうか。


15. 2013年8月04日 21:27:49 : 8NcqzHYN5c
11さん、13さん

私も11さんが言われるように武田教授の見解が知りたいと思っていました。

事故直後で情報がほとんどない時期にお偉い学者様がとんでも発言を繰り返す中で、武田教授の緊急速報は今読み返しても的を得た発言ばかりで、その見識と想像力?の高さには驚かされます。

13さんが言われることも理解できますが、少ない情報の中で、あえて武田教授に将来の見通しを語っていただけたらと期待したいです。

この項についてのコメントとしては、大前提として、アベノミクスと称する政策で円安にした影響で燃料代が高騰し、だから原発だと言われても納得できない支離滅裂な論理ですね。

原発が停止していなくてもウラン燃料が高騰したからといって電気料金は上げていたんじゃないですかね。

太陽光発電だけでは24時間通して安定的な供給ができないと言う欠点がありますが、日本と言う国はそういった困難を乗り越えてきたから今の日本があると思っています。


16. 2013年8月05日 00:19:04 : yrXtVqVZ9M
日本では再生エネルギーは、ず〜っと「環境問題に取り組んでいる」というポーズだけだった。
再生エネルギーに力を入れているように見える昨今だが、やはりポーズだけなのか、本質的に変わったのか、判断はお任せします。
「宇宙太陽光」とは大きく出たもんですな。国民をバカにしてるやつらが考えそうな目くらましだ。

環境省、国立公園での地熱発電規制緩和
http://blog.knak.jp/2012/03/post-1051.html
「安倍首相:小規模地熱発電規制緩和を約束」
http://mainichi.jp/select/news/m20130519k0000m010036000c.html
「宇宙太陽光・地熱発電にも政策支援を 経団連調査」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS20015_S3A800C1EE8000/
経団連が政府と民間企業で開発に取り組むべき地球温暖化対策の次世代技術について、加盟企業に聞いたところ、これまで政府の計画では重視されてこなかった宇宙太陽光発電地熱発電にも政策支援をすべきだとの意見が集まった。2030年までにメタンハイドレートの採掘技術を実用化するよう求める意見も出た。原発停止で火力発電の比重が増す中、温暖化ガスを出さない新エネルギー技術に企業の注目が集まっているようだ。 政府は8月末に5年ぶりに「環境エネルギー技術革新計画」を改定する方針。この計画に盛り込まれると、政府の財政支援や実証実験の対象になる。経団連はアンケートで挙がった技術を新計画に反映させ、政府の支援を呼び込みたい考えだ。 アンケートでは50年までに実用可能で必要な技術を聞いた。34項目が挙がり、うち12項目が政府の旧計画に含まれていない新技術だった。

地熱発電 Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%86%B1%E7%99%BA%E9%9B%BB
八丈島地熱発電所
http://www.tepco.co.jp/hachijojima-gp/hachijo/g_ps-j.html
九州電力地熱発電所」
http://www.kyuden.co.jp/effort_renewable-energy_geothermal.html