あぶねーかと思うがどうせ死ぬ身のひと踊り、言ってやれ!

黄泉の国から   「岩下俊三(旧姓)のブログ」からリユーアル


新潟県泉田裕彦知事は27日、東京電力の広瀬直己社長が柏崎刈羽原発6、7号機(同県)以外の安全審査の申請を目指す方針を表明したことに対し「(原子力規制委員会の審査で安全性を)確かめたいと言うなら否定しない」と述べ、1〜5号機についても規制委への申請を容認する考えを示した。と時事は淡々と伝えているが、「泉田、てめーなめんなよ!」と言いたい。(チュウボウのように)

どうやら泉田は小泉以上のパフォーマンス政治家であり、このような田舎芝居でも騙される人は多いと踏んでいるらしい。

これに匹敵できるのは毎場所過度な期待を集めて最後に萎ませる稀勢の里の「巧まざる技能」ぐらいであるが、泉田の場合県民とか(通産省時代は)国民の知能を感情を「勘定」にいれた完全な八百長であるところが稀勢の里とは大きく違う。

八百長といえばかっては力道山の空手チョップで観客をうならせたが、いまの視聴者は古館の絶叫プロレスアナウンスでも騙すのは難しい。だから最近のおれおれ詐欺は手が込んでいる。なまじな嘘ではなかなか騙されないから、いろんな役目を分担してそれぞれが真に迫った演技をしているらしいのだ。

そして、いま、演劇でまともな俳優がいないから今年あたりこの泉田裕彦に主演男優賞、東電の広瀬社長に助演男優賞を上げてはどうかと提案したいと思うほど見事な詐欺の連係プレーを目の当たりにした。

子供を産む「性」である純粋な原発反対女性にはまだ「泉田」ファンがいるらしいが、彼は最も劣悪な女たらしである。
いや人たらしであるといってよいだろう。

なかでも、もっとも官僚らしい卑劣な「弁解」は「安全性を審査させて、東電と審査会を確かめたい」という言い方である。もっと厳しくすればひょってして「大丈夫かもしれない」という高度な騙しのテクニックをつかっているところが憎い。
しかしどう言いつくろっても原発は危険で有害であることになんら変わりはないのだ。

さらにまったく放射能をださない原子炉が「もし」できたとしても(ありえないが)、稼働によってでた核のゴミ解決策は見つかってはいないのだ。「中間貯蔵施設」という「中間」がいつまでか、こんな見え見えのごまかしが通用するとでも思っているのだろうか。

結果原発容認であれば、苦渋の選択とかギリギリの決断、、、といって結局自衛隊を合憲とした旧社会党と手口はおなじであろう。この手法は民主党にもキチンと受け継がれ、結局すべてが嘘にまみれ、公約(マニフェスト)を破り、スターリン的粛清を行い、「ただちに健康に被害はない」といって放射能を蔓延させた「例の」手口は生きているのだ。

はっきり「原発再稼働したいから黙れ」といえばいいものを、ああでもない、こうでもないと難癖をつけ、条件までつけて
「審査容認は必ずも再稼働を意味しない」などと世迷言を並べ立てはいるが、結局再稼働容認だろうが!!!見え透いた嘘にはもう飽き飽きした。

、、、、とここまで罵詈雑言を言うのはどこにでもある月並みな「耄碌爺」ブログの典型だ。

しかし

僕はきっと一夜で変身した泉田には「裏の」真実があると確信している。


なぜなら一つのヒントは過去の知事の記者懇にあったと感じたからである。たとえば、、、

Q「第2の佐藤栄佐久(前福島県知事)になると思ったことはないか」
泉田「(ぽつりと)ありますね(といったあと、ややあって)黒塗りの車にビタっとつけられた時は気持ちが悪かった」

さらに地検特捜部の某が(伝聞だが)「地検上層部からの指示で泉田知事を徹底的に洗っています。立件できれば御の字だが、できなくても何らかの圧力を感じさせることで、原発再稼働に軌道修正させる助けになりたい考えではないか」と言った、、、そうである。

今僕自身が現場で走り回っていないのでこれ以上は言えないが、でも、これって、「ヒント」になるかもしれない。

、、、と僕は思う。

しかし、もとをただせば財界の丁稚通産省で散々原発を推進していた男がここにきて丁々発止の熱演を広瀬とやったところで、自分の「値段」は上がるかもしれないが、自民党推薦で知事になったことを忘れてはならない。

本音推進、反対はパフォーマンスだけというのがばれるのは何時のことだろう。

泉田は県民の民度国策捜査の影響などを今夜も計算していることだろう。通産白菊組(京大)の限界か?