猪瀬などというチンピラじゃしょうがないだろう。本命は別にあるのに!

黄泉の国から   「岩下俊三(旧姓)のブログ」からリユーアル

わが世の春は再びめぐり来ぬと言う訳であろうか、特定秘密保護法で大騒ぎしているお坊ちゃま軍事オタクグループ安倍晋三石破茂をしり目にこの臨時国会では着実に復活の兆しを見せているのが、一見目立たないがもっとも自民党らしい「道路族」の面々である。

伝統的に不要不急の公共事業を推進し、建設業者から選挙応援などの見返りを受ける「政官業癒着の温床」ととして批判されしばらく影をひそめていたが、東日本大震災を機に「減災・防災」を掲げて、再び地味に実利を得る画策が功をそうし始めている。つまり先の臨時国会で国土強靱化関連3法が成立したことを受けて、平成26年度予算編成への歳出圧力が増したのだ。派手な防衛族原発推進一派に比べて地味ではあるが「200兆円」にも及ぶ建設・道路利権は、かって永田町を跳梁跋扈していた「せいじやさん」がまたゾンビとして復活させているのである。

かってマスコミはこれを許さないということが己の存在理由で「あった」時代からすれば隔世の感がある

某氏はかって、、、
「最も注目されているのは、地震対策の防災と被災地の復興支援です。復興支援ではいずれ、高台移転地の造成や沿岸部にスーパー堤防が建設されるはず。民主党が仕分けで削減した都内にもスーパー堤防が築かれることになるでしょう。また、同じく削減された北海道や東北の除雪作業費、道路修復費も倍増し、笹子トンネル事故で注目を浴びた全国のトンネルや橋の修復にもカネがバラ撒かれる。これに建設族や道路族が群がるといわれているのです」といって警告したが、杞憂として笑われた。


しかしこれが景気回復という虚言またはアベノミックスミニバブルの目くらましの下でミゾウユウの26年度大型予算で具体的に実現されようとしているのである。

金に色はついていない!


やれ景気対策だ消費税だと言ってる間に公共事業は水増しされ、既成「サヨク」が17機のオスプレー購入が高すぎると騒ぎ立ててワザと「巨悪」を見逃しているようにも見えるのだ。たしかに「未亡人製造機」は言語道断だがその陰で大きな利権政治が罷り通るのをなぜ気が付かないのだろう。

安保防衛アメリカ従属を叩くのもいいが、自民党内に拡がっている澱んだ滓はいつになったら取り除けるのだろうか。

たしかに「必要な公共事業もある」といえば、すべて許されるといった風潮は国民とマスコミがなんの検証もせずに
言い始めたに過ぎない。必要かどうか一つ一つ検証するべきである。細部にこそ真実があるのだ。

いつも使っている国道がこの前工事してたのに、また同じところを穿り返してると愚痴は聞こえても、選挙でその「利権やさん」に投票するのだから世話はない。

これは腐っている。

カラダも病んでいるがココロはもっと病んでいる!、、、これはかの黒沢が赤ひげに半世紀前言わせた言葉だが
政治情況はまだ変わってはいない。

視聴率が欲しいマスコミ、PVを増やしたいブログはこういう地道なネタを嫌うが国土強靱化関連3法はちゃっかり可決成立しているのである。5000万がどうした、それも問題だろうが200兆円纏いつく利権を放置していいのか。


コソ泥を捕まえて、巨悪を見逃たら、やっぱ「つるんでやがる」と考えるのが自然だろうが。