本澤二郎の「日本の風景」(1523)

都知事選仕切り役「ムサシ」任せで大丈夫なのか>
 今朝2月5日の富士山のように、9日投票の都知事選はすっきりしない。筆者が不正選挙疑惑に関心を抱いた最初は、ブッシュとゴアの米大統領選挙だった。フロリダの開票をめぐる共和党民主党の攻防である。長く米国在住のF氏から「不正選挙は当たり前」と聞かされて仰天して以来だ。1昨年暮れの都知事選と総選挙に注目すると、予想外の得票を集めたとされた猪瀬と自民圧勝の双方に首をひねってしまった。それよりも、選挙の投開票など一切を民間企業「ムサシ」が取り仕切っていることに驚愕した。そのことを、ほとんどの日本国民が知らないことだった。政界でも疑問を持たれていないことだった。




<「ムサシ」を知らない永田町>
 以前にも指摘したはずだが、果たして中立公正が保たれているのか。常識的にNOである。それをなぜ選挙管理委員会が、民間企業に丸投げするのか。そのことに政党が文句を言わない。不思議な「ムサシ」の周辺に驚きを禁じ得なかった。
 知り合いの永田町の住人に尋ねても、この会社を知らない。むろん、主権者の投票結果を民間任せなど誰も知らない。選管が票の全てを取り仕切っていると信じていた。
 筆者も過去に「千葉県明るい選挙推進協議会」の委員を歴任している。機械が票読みをしていることなど、とても信じられるはずもなかった。いわんや民間の業者が。
<株主に米企業の存在>
 取材を進めると、この選挙屋の株主に怪しげな米企業の存在が判明した。是非この事実をケネディ大使は知っておく必要があろう。「アメリカでの不正選挙技術が日本に持ち込まれているのではないか」との疑惑である。
 株主の中に安倍の父親も含まれていたことも。そうしてみると、安倍はその株を遺産相続しているのであろう。調べれば調べるほど闇が深い。それを新聞テレビは書かない。この問題を記事にしたのは、日本で唯一勇気ある日刊ゲンダイだけである。
<集計ソフトは富士通製>
 この選挙マシーンは富士通製であることも判明した。そしてソフトをいじる、工作することも可能であることも。これは重大である。これなどは「特定秘密」の部類に入るのであろうか。
 これらの疑惑に対して、政府も「ムサシ」も説明責任を果たす必要がある。これまでのところ、その気配はみられない。富士通の技術者は誰か。ソフト作成者であれば、問題を掴んでいる。集計ソフトへの工作が出来る、と専門家筋は指摘している。
<一部では政治銘柄で有名>
 取材しているうちに「名前を聞いたことがある。自民党実力者の秘書からだ。彼は選挙が近付くとムサシ株を買っておく。必ず投票目前まで上がるので、その時手離すと、かなりの子遣い稼ぎができる、と言っていた」という元政治記者の証言を聞いた。
 いうところの政治銘柄という認識である。これにも、いささか驚かされた。そしてより重大なことは、主権者の1票を民間企業任せという事実を放任する野党の存在も、である。
 永田町全体が腐敗の渦に巻き込まれているのだろうか。
<集計ソフトに工作可能と専門家>
 ネット事情に詳しい人物が、以下のメールを送信してきた。アドレスで検索することを薦めたい。選管が全く関与・チェックしない分野が存在、その結果「偽りの結果が出る」と断定している。
 主権者の意思をねじ曲げることができるソフトの存在である。都知事選でどうなのか。内部告発も今のところないらしい。


2014年02月02日
都知事選、不正選挙に要注意4〜不正集計を可能にするバーコード集計ソフト/ムサシには自民党から共産党までやっかいになっている
以下 詳細は http://blog.nihon-syakai.net/blog/2014/02/002696.html
2014年2月5日記