僕はあくまで「小保方晴子」さんの味方です。

岩下俊三のブログ

まず誤解されないように自分の恥を忍んで申し上げれば、小保方春子さんの寝起きの顔は数人の女性キャスターと同様、テレビに映っているのとは別人であると想像できる。実体験からいえば寝てる間に入れ替わったのでは?と思えることもしばしばであったからだ。しかるにメイク後の写真を見て彼女に魅かれたから言っておるのではない!!ことをまず確認しておきたい。(失礼は承知の上で、、、)


そのうえで、

理研(リケン)という組織の実態を正しく文字変換すれば「利権」そのものであると思う。

そしてなお、

いい歳した権威のある上司のオッサンたちが寄ってたかって一人の娘さんを潰している「場面」に遭遇した刀舟としては事情はどうあれ「みっともないことはやめろ!」というだろう。

だいいち理研(利権)組織がさらに国家の手厚い保護を得るために急いで小保方切りを済ませ、大挙して政府や自民党に懇願(参拝?)している「さまは」どっかの圧力団体の恒例の予算分捕り合戦=陳情の風景を連想させ胸糞が悪くなる。

共同執筆者としてそうそうたるメンバーが名を連ね、あわよくば等しく名誉と利益を得ようとしていた面々がなぜ一転して不利になりそうだと無罪放免され、責任を一番若い女性「一人に」押し付けて落着しようと思うのか。これなんぞは到底時代劇フリークの僕には「てめぇら人間じゃねぇ」と叫んでしまいたくなる「場面」であろう。

むしろ未熟な女の子が果敢に難題に挑み勇気をもって論文を発表したことは科学者としては未知に向かうフロンティア精神の発露として称賛されてしかるべきである。多少「せかされて」慌てたためミスがあったとしてもそれを庇うのが先輩として当然であろうが。

それを鬼の首を取ったかのように一方的に彼女を責め立て、一方でほんとの「鬼」=政府にはペコペコしやがって、、、ヒトが何と言おうと「俺は」そんな卑怯な奴は絶対「ゆるせねぇ」。

本来科学技術は大胆な発想と時には無謀とも思われる自由なチャレンジこそが歴史的大発見を作ってきた歴史がある。それを科学者の「古典的」礼儀作法をちょっと間違えたからといって発見そのものを無きモノにしようとする日本の学界に「ありがちな」悪癖はもう見たくない。茶の湯や生け花じゃあるまいし、ちょいとミスしたら「お払い箱」にするつもりか。科学は伝統工芸や古典芸能じゃないっうの。

因みにこの種の細胞の発見は世界中で競争になっており特にSTAP細胞はもともと彼女がいたハーバードではほぼ成功寸前だし、最近香港の大学でSTAP細胞発見かというニュースで盛り上がっている。つまりアメリカと中国の最先端争いは熾烈になってきたし、各国のどからも手が出るほど欲しい研究なのだ。

そしてそれが「あること」を前提としてしのぎを削っているといえる。

ところが、我が国ではせっかく手がかりを掴んだSTAP細胞自体があるかどうかに疑義をはさみ、それよりも予算獲得に血道を挙げている「ムラ」学会が実態なのである。何をしているのか?

そんなことをしている間に小保方さんは日本に見切りをつけ、彼女を援護しているかっての上司ハーバードのバカンティ教授の基に帰るかもしれない。そして世紀の大発見はアメリカのモノとなるかもしれないのだ。トンビに油げをさらわれるとはこのことだろう。もちろん「あぶらあげ」とはSTAP細胞研究もさることながら若き優秀な才能のことであるのはいうまでもない。

自分の村の掟の方が重要であるとしか考えない爺婆たちは既得権を守ることしか頭になく長い目で広く「ヒト」を育てるという視点が欠落している。

木を見て森を見ず。

再び福島原発に続いてまた日本は「敗戦」を迎えることだろう。

素人が差し出がましいが、小保方さんの反論は納得できる。この際せっかく日本に帰っていたのだけど精神を壊すほどの「いじめ」に合い孤立無援なのだからハーバードに戻ってくそ爺どもを見返してやりなさい、、、と「僕は」言いたい。