渡辺喜美の影に令夫人あり????

岩下俊三のブログ

渡辺喜美の父にはあったことがあるが本人は直接しらない。しかし苦労人のオヤジに比べると典型的な二代目のひ弱さの裏がえしの強気(ハッタリ)は一度綻ぶと粘りがなく一瞬で崩壊してしまうだろうと思われる。


じつは4年前、まだ震災を経験する前の年に、みんなの党が華々しく売り出していたころから、僕は喜美の胡散臭さに嫌悪感を感じていた。

因みに2010年7月25日、僕はすでにこのブログで、、、、

「〜なぜいまさらそう思うかといえば「みんなの党」の徹底したポピュリズムに呆れているからである。大衆を愚民であるという前提にたって、宗主国アメリカに富を渡すことが「アジェンダ」であるから、それはしかたないが渡辺喜美じたいが愚鈍であるので「馬鹿と阿呆の」踊り食い状態になっている。日本滅亡の旗手にふさわしいが、選挙民の一部が彼を支持しているから不思議である。

不思議と不条理には原因があり、その原因が分からないのは大方己の知識不足によるものである。PCの不調でそれを悟った。だから日本国民は新自由主義みんなの党」現地植民地司令官にしたがってアメリカに隷属すべきなのだろう。〜」
 
、、、、と痛烈に批判している。さらに、、

オヤジの残した膨大な遺産、さらには政党助成金その他の収入だけだって約16億ぐらいはあっただろうし、ほとんど弱肉強食を勝ち抜いてきた「カネに困らない」候補者たち等々を考えるとDHCから借りたとされる8億円ものカネの使い道は不透明この上ない。


とすれば、、、、、

オヤジ(ミッチー)がバカ息子のために総理の椅子にありつけなかったという「永田町の噂」の殆どが「なるほど」と思えてくるのだ。

そのなかでもやはり目を引くのが夫人の存在である。永田町に怪文書は多いものの政治家の夫人そのものについては珍しい。その栃木渡辺王国の女帝は颯爽とフレーラーリを駆りながら旦那喜美の政治活動の細部にまで口をだし支持していると言われている。

かってみんなの党の立ち上げも彼女の指図だと言われているし、党の経理会計的なことはすべて党内でも秘密にされている「らしい」が彼女が仕切っており喜美もノータッチであった「ようだ」。また、かって霧島ローランドなどは夫人が気に入ったから党の候補者になったという推移などから誰も言わないけれど党内ではこの女帝にたいする不満がくすぶっている。

またかって、女帝まゆみ夫人が地元・栃木の土地を「買ってほしい」とDHC吉田会長に依頼したことや、江田憲司夫妻と吉田夫妻との食事会を知って激怒し、まゆみ夫人みずから吉田会長の妻に電話してきたことなども思い出され今さらながら、江田の離反も「さもありなん」といったところである。

とにかくまゆみ夫人のいいなりだと(真偽のほどは知らない)というのは「結の党離脱」がする前から党内でも噂があったと聞き及ぶ。でも僕は言いなり亭主がいけないと言うのではない。嫌いなのは自分の主張でも夫人の考えでも構わないが「新自由主義」の颯爽ブリの胡散臭さが鼻につくからである。

親父が進駐軍の行商であったように自分も堂々とアメリカの手下ですと言い張ればいいと思うけれどまことしやかな理屈を並べ嘘の「官僚支配脱却」を掲げ虚業家のあぶく銭をかき集めて一定の政治勢力を保っていることが気に入らないのだ。


どうであれ自分の信念を貫くのであれば素晴らしいとおもう。主義主張は自由である。しかし人を騙してはいけない。ヒトに嫉妬してはいけない。すくなくとも僕はそういうのは嫌いである。

渡辺喜美がふさぎ込んでおる気の弱さを責めようとも思わない。しかしふさぎ込むほどならば、正直にカネの使い道をいったらどうだろう。もし党員やDHCはおろか夫人にも言えない秘密の使い道があったのなら教えてほしいものである。

ミスや失敗は誰にでもある。僕なんかドジの踏みっぱなし、女の尻にしかれっぱなし、である。だからどうだと言うのだ。渡辺喜美の毒舌風の言い方の裏にある気の弱さなんか誰だって知っている。それが分かっていてなおボンボンであることを「みんな」それなりに許していたのだ。

だから是非ほんとのことを言ってほしい。政界の麒麟児じゃなくて駄馬でもいいじゃないか、それなりに人生は捨てたもんじゃないと思うけれど、、、。