簡単にまとめると、指定弁護士⇒《大恥》、検察・登石(秘書事件一審裁判長)⇒《真っ青》

「簡単にまとめると、指定弁護士⇒《大恥》、検察・登石(秘書事件一審裁判長)⇒《真っ青》:郷原信郎氏」  検察・司法・検察審査会
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今日の小沢控訴審判決の要旨を入手して読了。

一言でいうと、「指定弁護士惨敗」判決。

一審判決では多少、検審や指定弁護士への配慮もあったが、控訴審判決は、遠慮なく正論でズタズタに斬り捨てている。

指定弁護士は、控訴したことを後悔しているだろう。

一審で止めておけば「惜敗」で済んだの予想以上だったのは、控訴審判決が、小沢氏の「虚偽性の認識」だけではなく、石川・池田氏の「虚偽性の認識」の一部も否定したこと。


近く始まる秘書公判にも重大な影響を与える。

石川氏に殆ど犯意らしき犯意がなかったとすると、秘書事件一審判決の「水谷裏献金隠し」の動機は宙に浮く

今日の控訴審判決、簡単にまとめると、指定弁護士⇒《大恥》、検察・登石(秘書事件一審裁判長)⇒《真っ青》と言ったところか

この後、17:40頃〜、、【IWJ・UST】Ch1で「郷原信郎弁護士インタビュー」を中継 Ch1→( #iwakamiyasumi live at http://ustre.am/eOVh ) 今日の画期的な小沢氏控訴審判決について、思いっきり解説します。

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陸山会事件控訴審の無罪判決。その判決の中身について、郷原信郎弁護士にインタビュー:岩上安身氏
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陸山会事件控訴審の無罪判決。

その判決の中身について、郷原信郎弁護士にインタビュー。

これまで陸山会事件の進行に合わせて、折々、郷原さんには話をうかがってきたが、いつも節目には報道陣の姿があった。

が、今日は一人もなし。

記者は誰一人も郷原さんにコメントを取りにきていないという。

驚くほかない。

新聞、テレビのうち一社も、一紙も、今日のこの日に、郷原さんのもとに取材に来ていないのである。

取材に来たのは私一人、報じたのはIWJだけ。

陸山会事件は検察とマスコミ一体になっての大冤罪事件だった。

四年に渡るこのメディアスクラムをなかったことにしたいのだろうか。

小沢代表控訴審判決について、郷原弁護士にインタビュー。

以下、連投。

RT @IWJ_ch1: 1.2012年11月12日「郷原信郎弁護士インタビュー」の模様を実況します。

岩上「無罪という判決についてどう思うか」

郷原「当然ですね。検察の暴走の結果で、まったく当然の結果。しかし、ここまで予想していなかった。予想以上の(良い)判決」

郷原「一言で言うと、一審判決の段階では、小沢さんの虚偽性だけを否定した。しかし、今回はそれだけでなく、石川さん、池田さんという秘書の虚偽性の一部を明確に否定した」

郷原「石川さんたちの事件にも重大な影響がある。一審判決は、検察や指定弁護士に対してまだ遠慮していた。指定弁護士は一体何を考えているのか。一審判決の段階で御の字にしておくべきだった」

郷原控訴審判決は、検察の暴走と比較すれば、司法が最終的に正しい判断をした。歴史的にも意味のある判決ではないか」

岩上「裁判所にも批判が集まっていたが、司法にも正気の部分がある、ということが分かった」

郷原「この判決は、石川さんたち秘書の審理にも大変な影響がある。検察は、無理やり、事実と違う認定に持って行った。しかし、今回の判決で、検察が行ってきた陸山会事件の捜査が宙に浮くこととなった」

岩上「虚偽性の認識がなければ、違法性がなくなる?」

郷原「そうです。石川さんの今後の控訴審にも影響が出る。無罪になる可能性が高くなった。虚偽記載の罪に問われるのであれば、虚偽性の認識が必要」

岩上「犯罪そのものがなかったということになる?」

郷原「そうです。石川さんの罪については紙一重の状態」

岩上「次の公判が進んだ場合、登石判決と今回の小川判決のどちらが優先されるのか」

郷原「今回の裁判が、秘書事件に決定的な影響を与える。東電OL事件と似ている。石川さんたちの秘書事件は、水谷建設と何の関係もない。虚偽記載とは何の関係もない」

岩上「水谷建設の事件は、検察とマスコミ一体のキャンペンだったのか?」

郷原「結果的にはそう。次の審理では触れられないのではないか。一審で認定されたところが無視されてしまうが、もともと審理をすること事態がおかしかった」

郷原陸山会事件とは一体なんだったのか。重く受け止めるべきは指定弁護士だが、しかしもっと重く受け止めるべきは検察と登石裁判長だ」

岩上「上告はあるのか?」

郷原「そんなことは戯言。こんなことを真剣に考えるのであれば、(弁護士を)辞めたほうがいい。私人であればあるかもしれないが、検察官役としてはありえない」

郷原「指定弁護士の行っていることはただの負け惜しみ。考えられない」

岩上「制度全般として、こういうやり方をどう思うか?」

郷原「本来であれば、一審判決後に、その判決を覆せることができるのかを真剣に考えなければならない」郷原「結果的には、無茶な控訴をしたことは意味があったと思う。

一審のときも当然無罪であると思っていたが、世の中とのギャップから、裁判所としての判断ができないのではないかという心配もあった」

郷原「一審判決は、世の中の波をある程度緩和して判断をした。遠慮していた。しかし、二審判決では、きわめて冷静に適切な判断をした。一審判決があればこそ。どんどんいい方向に向かってきたのではないか」

郷原「これは簡単そうに見えて、そんなに簡単なことではない」

岩上「特捜部はなぜそこまで…?」

郷原「そういうことがあってもおかしくはない。なんとか面子を保ち語った。(検察が)無茶な立証をすることなんか朝飯前」

大阪地検の事件について。

郷原「前田検事は故意ではなく過失だと説明していた。検察はそれを断罪して一審判決を認めた。一方、田代事件では、検察は田代検事の意見を鵜呑みにした」

郷原「検察は2つの事件は違うものだと言う。『大坪氏の事件では、故意改ざんを過失にすり替えた。田代事件はすり替えていない』と主張していた」

郷原「大坪氏の故意改ざんを認定する証拠は何もない。『すり替え』がないとなると、田代事件と同じことになる。どちらも同じ判決にならないとおかしい」

岩上「田代さんがやってきたことは非常に性質が悪い」

郷原「田代事件のほうが、犯人隠避に当たる可能性は非常に濃い。逆の判決になるのはおかしい」

郷原「検察は、小沢氏への判決だけではあまり問題にならない。しかし、今回の控訴審判決はそれだけでなく、秘書事件に影響がある」

岩上「検察は何らかの処分を受けるべきでは?」

郷原「解体ですね」

郷原「検察は一度解体するしかない。まずは特捜。しかし、特捜の病根を絶てなかった検察も罪。一度解体し、立て直さなければならない」

郷原「組織としてのまともな対応ができなくなっている。個人ではなく組織としての健全性がない」

岩上「マスコミと同じですね。しかし、解体するとなればどういう方法がよいのか?」

郷原「自分たちの非を認めるというシステムが今はない」

岩上「(小沢判決では)マスコミは自分たちの責任をまったく感じていない」

郷原「マスコミはこの判決をどう受け止めているのか?」

郷原「今回、マスコミは私に何も聞いてこない。どこの社も聞いてこない」

岩上「えぇ!?」

郷原「結果的にマスコミはどうするつもりなのか」

岩上「生活隠しに続いて、郷原隠しも行われている。例えば、『原発問題』に関しては東京新聞がまともであるが、この問題ではどこも取材がない?」

郷原「ありません」

岩上「では、IWJだけでしか見れないと」

以上で「郷原信郎弁護士インタビュー」実況ツイートを終了します。

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