僕がスマホを嫌う理由

黄泉の国から   「岩下俊三(旧姓)のブログ」からリユーアル

先日冗談でアクセス数を減らしたいとして思って国際情勢(ウクライナ)に触れたらかえってアクセスが増えてしまったので、今度は頭の痛くなる経済問題を取り上げようと思う


今年一月の経常収支が赤字になった。

貿易収支が大幅赤字でも海外での収益を加えれば大丈夫と思っていたけれど、さにあらず、日本全体としては大幅な赤字となったのである。

財務省が10日発表した1月の国際収支速報によると、経常収支の赤字額が前年同月より1兆2406億円増えて、1兆5890億円となった。経常赤字は4カ月連続で、単月としては、比較可能な1985年以降で過去最大となった。

、、、とこれで頭が痛くなってアクセスが激減しただろう。しめしめ

で。

この要因として政府や右翼のワンパターンの言い訳は原発が全面停止状態だから原油他のエネルギーの海外依存が高まったためだとしている。

どうせ嘘なら思い切った嘘の方が騙しやすいのに、もっともらしい嘘をつくということはよほど不安なんだろうと推測する。

もちろん政府の言い草は嘘である。

エネルギー輸入「量」が原因ではなく日銀が際限なくお札を刷ったため円が安くなりエネルギー輸入「高」が増えたのが原因の一つではある。であるけれど実はそれも大したことはないのだ。

最大の原因はせっかく大量にお札を刷っても自動車なんかの輸出が「それほど」伸びなかったこと、そして「円安」によって日本の海外現地工場からの「輸入」金額が増えてしまったからである。

要するに「円安誘導」が失敗し、かえって貿易収支が拡大しついに経常収支が月一兆円を超えるまでになったと言うことである。

アベノミックス破れたり!

でも、これはどこかほかのブログでもたぶん言っていることであろう。

で、

あえて岩下君がここで言いたいのはそういうことではない。

じゃ、どーゆうこと


スマホスマートフォンの急増である。

これが我が国経済を危うくして輸入超過で経常収支さえ大幅赤字にしている根源なのである。

スマホの安売り合戦、大幅な「買い替え」需要拡大「こそが」が大きな原因なのだ。


僕はガラケーと言われ蔑視されている携帯電話ですら近々こんなものは要らないから捨てようと思っているけれど
今街を歩くと日本最南端鹿児島市の「かっぺ、」ですらみんなあるきながらスマホに興じている。

一億総白痴化はほぼテレビで完成されたかと思っていたが最後の仕上げが「スマホ」であったとはさすがの閻魔も知らなかった。

じじつ円安と同時に爆発的に増えているのが通信機器の輸入なのである。

つまりお札の大量印刷を命じる安倍晋三という馬鹿と、時期を同じくして人件費の安い海外で製品化されたスマホの需要拡大をしている阿呆との見事なハーモニーの成果が一兆円を超える経常収支の赤字となっているのである。

それでもなおアベノミックスを信じている愚民はスマホを咥えて奈落へさっさと堕ちてしまえ!!